2010年7月29日木曜日

水のゆくえ @KCUA Caféの進行

@KCUA Café
-土は水によってかたちをなし、人は水によっていのちをつむぐ。京都の東端、美術館の横を流れる琵琶湖疏水は京都近代化の礎であり、今も市民の心身を潤している。他方、京都の西端では高速道路建設のために多くの民家や竹林が破壊されている。そこから土約12トン、竹数十本を運び、疏水の水を使って、美術館の前庭に水を飲むための「アクアカフェ」をワーク・イン・プログレスとして構築する。アクアカフェはまた、疏水によってかたちをなした岡崎の地を、身体・地形・生態系をつなぐ新たな視点からとらえ直すワークショップのプラットフォームとなる。

井上明彦氏(「生存のエシックス」プロジェクトチーム)によるアクアカフェは今週に入り、土塗りも始まり、随分と最終形態に近づいてきた模様です。

制作を開始した7月初めはまだ梅雨も開けきらず、突然の夕立に見舞われ作業の中断もしばしばでした。
中旬になって梅雨は開けたものの、夏の日差しは日増しに強くなり、屋外での作業は見るからに過酷そうだし、井上氏はお会いするたび日焼けで真っ黒な顔になっていきます。

…けど、とても楽しそう。


7月13日 竹小舞(竹による網目状の骨組み)を製作中。



7月15日 作業風景を上から撮影。



7月24日 窓枠が取り付けられている。



7月25日 土塗りが始まる。


作業のプロセスや日々の出来事は井上氏のブログをご参照ください。
こちら→http://peuleu2.exblog.jp/

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